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2006年08月25日

つよさ

強さって何か、かんがえる。

ルールの中で上位を目指す。そのために四苦八苦するひとたちがいる。なんだかなぁ、と思う。ちょっとルールが変われば意味がなくなる戦いだからだ。内申点稼ぎとか、同級生蹴落として上にいこうとするひととか、無意味なことがんばるなとおもう。

もうちょっとできるひとたちは、ルールをつくる人間になろうとがんばる。上のほうの法律をつくったりする大学にはいって、政府にはいったり一流企業に入ろうとするひとたちだ。でも、それもなんだかなぁ、と思う。なんか、せせっこましくないかなぁと。

ルール。どんなルールでも勝てる強さを手に入れたい。

もちろん、強くなること、より、生きること、のほうがずっとずっと大切なんだけれど。
でもやっぱり、危うい道でも、強さがほしいな。

2006年08月16日

診療方法いじって稼ぐという医療経営は、間違えてないかなぁ

最近いつも感じていることを書いてみます。


病院の経営が厳しい昨今、病院が生き残るための方法として、保険点数をどうと
らえどうお金を手に入れるか、という講習会とか考え方が、医療経営ということ
で目立ちます。でも、それってへんだなぁ、といつも感じるのです。

医療って、「生命に関わることだから」という理由があるから(まあ、生命に関
与しない治療はかなりたくさんあるんですけどね…)患者の納得なしに金額を決
めれるへんな商売です。DPCになって病名で金額が決まるようにはなりましたが、
もっとも患者さんからお金を取れる病名の決め方をするのに熱中している病院経
営が今もあり、本質的には変わっていません。出来高の昔よりましにはなったで
しょうし、また、正当な金額をプロとしていただくことは大切なんですけれど
(踏み倒す患者もまたけっこういますよね…。お金がないから払わないのではな
く、払いたくないから払わない、というのがこの問題では主な気がするのですが、
どうなのですかね? だって、払えないひとの医療費はちゃんと市区町村が払っ
てくれますから)。


そんなふうにどう「黙っている患者からお金をかっぱぐか」
ではなくて、もっとどうよりよく運営するかとか、職員が働きやすくするかとか、
納得の上でお金をもらおうかとか、もっと無駄を省くか、とかの本質的な経営を
行う必要性を感じるのです。

どうなんですかね?
まあ、奇麗事なのかもしれませんが。