記事: コンビニ受診控えませんか・母親らが運動、小児科守る
「コンビニ受診控えませんか
母親らが運動、小児科守る
夜間、休日の急患減少」
http://kk.kyodo.co.jp/iryo/news/080401syoni.html
共同通信 最新医療情報 (2008/04/01)
休日や夜間に、軽症でも病院の救急外来に飛び込む「コンビニ受診」を控えま
しょう―。こう呼び掛けた兵庫県丹波市の母親たちの運動が、崩壊寸前の地域医
療を救った。行政や医師任せでなく、住民が参加した活動は、医療再生の手掛か
りになると医療関係者の注目を集めている。
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興味深いです。
若い母親が子育ての経験がないのはあたりまえで、そして親から子への知識の伝
達がなくなった今、そして「わからないことは自分で考えるのではなくて専門家
に聞いとけばいい」な現代、小児科がコンビニ化を経て崩壊するのは必然でした。
そこに自発的な母親たちからの運動で地域医療が回復するというのは希望あふれる
現象と感じます。
医療崩壊のきっかけのひとつに、
自我に目覚め思春期的反抗期を終えた患者さんたち、という構造があったと思いま
すが、それを終えて自分の足で歩いてくださる未来が近づいてきているのかな?と
ちょっとうれしくなる記事でした。